ここが重要です。

語学と民俗学

海外マーケッテイングではコミュニケーションの道具である語学は大変に重要です。皆様ご承知の通り英語が世界の共通用語に成って既に大分に成って居ります。中国語(東南アジア華僑共通語)やスペイン語ポルトガル語(南米の標準語)フランス語(アフリカの標準語)等も影響力は大きいのですが、それでも何処の地域でも理解されるのが英語です。 基本的に英語であればビジネスの世界では世界の殆どの国で理解がされます。

 

然し乍ら英語と言う言葉がわかっても、それを使ってお互いを理解し合う事や正確に何かを伝える事は別です。お互いに何を考えているかを伝えられなければ、語学の意味は有りません。ビジネスの会話だから意味が分かれば良いと言う物では有りません。お互いの話している事の正確な理解無しの会話では信頼と言ったキーワードでは意味が無く成りますし、後から必ず禍根を残します。

 

もう一つの民俗学と申し上げているのは、要するに、我々が相対する国の人の、物の考え方や行動原理です、例えば何処の国でもプライドと言うのがキーワードの一つですが、どんな風にプライドを持っているかは国に寄って全く異なります。こればかりは、その国に行って現地の人とある程度のレベルで会話をしなければ解りません。 現地代理店を使ってマーケッティングをするにしても、現地のエンドユーザーに直接販売するにしても、相手がどんな風にこちらの言っている事を受け取っているかはビジネスの組み立て上非常に重要です。

 

 

以上一般論ですが、これらの要素は、戦略(マーケッティング)以前の事です。当社は海外ビジネスの基礎として非常に重要な要素だと認識して居ります。